それって迷惑行為かも?スポーツジムで守るべき基本マナーを紹介します!
スポーツジムには、利用者1人ひとりが守るべき暗黙のルールが存在します。
しかし、初心者のうちは、ジム特有のルールを知らないケースも多いため、知らず知らずのうちに周囲の人へ迷惑をかけてしまうことも珍しくありません。
そこで今回は、スポーツジムへ通う前に押さえておくべき基本的なマナーを紹介します。ほかの利用者に不快な思いをさせることなく、自分自身も楽しく快適にトレーニングできるよう、事前にしっかりとマナーを把握しておきましょう。
目次
- ○ 基本中の基本!スポーツジムへ行く前に知っておきたい最低限のマナー
- ・あらかじめ施設の利用ルールを確認する
- ・トレーニングに適した服装・身だしなみを意識する
- ・汗拭き用のタオルを持参する
- ○ マナー違反を回避!トレーニングエリア内での暗黙のルール
- ・トレーニング器具を占領しない
- ・トレーニング中に大きな音や声を出さない
- ・トレーニング器具に付着した汗は必ず拭きとる
- ・使い終わった物は元の状態に戻す
- ・スマホを扱うときは周囲に配慮する
- ・私語はほどほどに
- ・他人をジロジロ見ない
- ・トレーニング中の人に近づいたり話しかけたりしない
- ○ 館内では常に他者への配慮を!トレーニングエリア外での基本的なマナー
- ・1人で複数のロッカーを使用しない
- ・シャワーは短時間で済ます
- ・パウダールームの鏡やドライヤーを長時間独占しない
- ○ マナーの悪い利用者にならないよう注意しよう!
基本中の基本!スポーツジムへ行く前に知っておきたい最低限のマナー
まずは、スポーツジムへ行く前に押さえておきたいマナーを3つ紹介します。
・あらかじめ施設の利用ルールを確認する
・トレーニングに適した服装・身だしなみを意識する
・汗拭き用のタオルを持参する
上から順に詳しく見ていきましょう。
あらかじめ施設の利用ルールを確認する
スポーツジムには、施設ごとにさまざまな利用ルールが設けられています。
たとえば、ロッカールームの使い方やスマートフォンの利用可否、トレーニングマシンの予約方法など。施設によって定められているルールが異なるため、事前に細かくチェックしておきましょう。
トレーニングに適した服装・身だしなみを意識する
スポーツジムでは、服装や身だしなみにも配慮する必要があります。もちろん、トレーニングウェアに関する規定が設けられていない場合は、好きなものを着用して問題ありませんが、運動に適していない服装や露出の激しい服装など、TPOに合わない服装は避けるようにしましょう。
また、意外と見落としがちなのが「香り」です。なかには香水や制汗剤を利用したいと考えている方もいるかもしれませんが、香りの強いものは周囲に迷惑をかける恐れがあるため要注意。特に香水は人によって好き嫌いが分かれやすい傾向にあるため、ジムを利用する際はなるべく香水の使用を避け、制汗剤を使う場合は無香料のものを選ぶようにしましょう。
汗拭き用のタオルを持参する
スポーツジムを利用する際は、汗拭き用のタオルを持参することも忘れてはいけません。
汗を拭かずにトレーニングを続けてしまうと、ほかの利用者に不快感を与えてしまう恐れがあるため、必ずタオルを持参し、こまめに汗を拭き取るようにしましょう。
マナー違反を回避!トレーニングエリア内での暗黙のルール
続いて、トレーニングエリア内で守るべき基本マナーを紹介します。
・トレーニング器具を長時間占領しない
・トレーニング中に大きな音や声を出さない
・トレーニング器具に付着した汗は必ず拭きとる
・使い終わった物は元の状態に戻す
・スマホを扱うときは周囲に配慮する
・私語はほどほどに
・他人をジロジロ見ない
・トレーニング中の人に近づいたり話しかけたりしない
1つずつ確認していきましょう。
トレーニング器具を占領しない
初心者がやりがちなマナー違反の1つに、トレーニング器具の占領があります。たとえば、同じ器具を長時間使用したり、マシンに座ったまま休憩したり、複数の器具を同時に確保したり。利用者が少なく、周りに待っている人がいない場合はそこまで気にする必要はありませんが、混雑時は次に待機している人もいるため、2つ以上の器具を同時に利用するのは控え、必要なセット数を終えたら速やかに次の人へ譲るようにしましょう。
なお、施設によっては、順番待ちのルールが設けられていることがあります。連続使用時間が決まっているケースもあるので、利用前に必ず規定を確認しておきましょう。
トレーニング中に大きな音や声を出さない
人によってはトレーニング中に大きな声を出したくなることもあるかもしれませんが、トレーニングエリア内で大きな声を出す行為は、一般的にマナー違反とされています。
また、声だけではなく、大きな音を立てる行為もNGです。ガチャン!ガチャン!と大きな音を出しながらトレーニングを行ってしまうと、ほかの利用者の集中を妨げてしまいますし、場合によっては事故を誘発してしまう可能性もあるため、むやみに大きな音を出さないよう注意しましょう
トレーニング器具に付着した汗は必ず拭きとる
トレーニング終了後、器具に付着した汗を拭き取るのも忘れてはならないマナーの1つです。
汗まみれのものを使うのはだれでも抵抗がありますし、汗や皮脂はマシンや器具の劣化の原因にもなるため、そのまま放置してしまうと施設にも迷惑をかけてしまいます。また、持ち手に水分が残っていると、次に使う人が手を滑らせて怪我をしてしまう恐れがあるため、利用者全員の安全を守るためにも、次の人へ譲る前に必ず自分の汗を拭き取るようにしましょう。
なお、汗を拭き取らなければならないのは、トレーニング器具だけではありません。床に落ちた汗で足を滑らせることもあるため、周辺の床も忘れずに拭き取るようにしましょう。
使い終わった物は元の状態に戻す
スポーツジムに限らず、使い終わった物は元に戻すのが基本です。本来あるべき場所に戻しておかないと、次に使いたい人がスムーズに利用できなくなってしまうため、トレーニング器具を使用したら、必ず元の状態に戻しておきましょう。
スマホを扱うときは周囲に配慮する
トレーニングエリア内にスマートフォンを持ち込む場合は、周囲に不快な思いをさせないよう、細心の注意を払う必要があります。たとえば、周りを気にせずに写真を撮影したり、ほかの利用者が写っている写真を勝手にSNSにアップしたり、トレーニング中にスマホをいじったり。こうした行為はマナー違反にあたるため、無意識にやってしまわないよう注意しましょう。
また、施設によっては写真撮影自体が禁じられているケースもあります。このあたりのルールはジムによってさまざまなので、利用前にしっかりと規約を確認しておきましょう。
私語はほどほどに
友人や知人とジムを利用する際に気を付けておきたいのが、トレーニングエリア内でのおしゃべりです。
適度なコミュニケーションであれば問題ありませんが、過度なおしゃべりは他人の集中力を奪うことになるため、会話するときはなるべくトレーニングエリア外に移動するようにしましょう。
他人をジロジロ見ない
スポーツジムに慣れないうちは、マシンの使い方がわからないことも多いため、他人のトレーニングに目がいってしまいがちです。ただ、必要以上に他人を見る行為は失礼にあたるため、無意識に人間観察をしてしまわないよう気を付けましょう。
トレーニング中の人に近づいたり話しかけたりしない
トレーニング中は、話しかけるタイミングにも配慮する必要があります。集中しているタイミングで話しかけてしまうと、一瞬気が緩んでしまい、思わぬ事故や怪我につながる危険性があるため、相手がトレーニングをしている間は声をかけるのを控え、合間を見計らって話しかけるようにしましょう。
館内では常に他者への配慮を!トレーニングエリア外での基本的なマナー
最後に、トレーニングエリア外で意識すべきマナーを紹介します。
・1人で複数のロッカーを使用しない
・シャワーは短時間で済ます
・パウダールームの鏡やドライヤーを長時間独占しない
それぞれ確認していきましょう。
1人で複数のロッカーを使用しない
スポーツジムのロッカーは、1人1つが基本です。荷物が多いときなど、「1つだけでは足りない……」と感じる方もいるかもしれませんが、1人で複数のロッカーを使用する行為はマナー違反にあたるため、ロッカーに入りきらない大きさの荷物は持ち込まないようにしましょう。
ただし、ロッカーに荷物が入りきらないからといって通路に荷物を置くのはNGです。通路にまで荷物を広げてしまうとほかの利用者の迷惑になってしまうため、着替え中も含め、私物はすべてロッカーにしまっておくようにしましょう。
また、混雑時はロッカーの使用方法にも注意が必要です。扉を全開にして荷物を出し入れしてしまうと隣の人の邪魔になってしまうため、お互いに譲り合いながら扉を開閉するようにしましょう。
シャワーは短時間で済ます
トレーニング後、汗を流すためにシャワーを利用したいと考えている方も多いと思いますが、スポーツジムのシャワールームは設置数が限られているため、長時間の利用はあまり良しとされていません。特に混雑しやすい時間帯はシャワールームも混み合うため、効率よく短時間で済ませられるとベストです。
また、シャワールームを利用する際は、次の利用者への配慮も忘れてはいけません。壁や床に泡や髪の毛が残っていると次の人に不快感を与えてしまうため、出る前に必ずシャワールーム全体をきれいに洗い流しておきましょう。
パウダールームの鏡やドライヤーを長時間独占しない
混雑時には、シャワールームだけではなく、その後に利用するパウダールームも混み合います。鏡やドライヤーを時間独占してしまうと、次の人がなかなか利用できなくなってしまうため、周囲に待っている人がいる場合は、髪を乾かし終えたタイミングで速やかに席を空けるようにしましょう。
マナーの悪い利用者にならないよう注意しよう!
不特定多数の人が利用するスポーツジムでは、ほかの利用者への配慮が欠かせません。本記事で紹介した項目以外にも、施設ごとに特有のルールが設けられているため、あらかじめ通いたい施設の利用ルールを確認し、マナーに外れた行為で周囲に迷惑をかけないよう注意しましょう。
なお、スポーツジムを利用するのが不安な場合は、トレーナーと1対1でトレーニングができる「パーソナルトレーニング」を利用するのも1つの手です。ほかの利用者の目を気にすることなく自分のペースでじっくりトレーニングに打ち込めますし、トレーナーの指導のもと正しいフォームでトレーニングを行えるので、初心者でも安全に効率よく身体を鍛えることができます。
また、食事指導付きのパーソナルトレーニングであれば、運動と栄養の両面からボディメイクに取り組むことが可能です。身体を鍛えられるだけではなく、体型を維持するために必要な知識も身に着けることができるので、筋トレ初心者の方や身体づくりに関して正しい知識を習得したいと考えている方は、ぜひパーソナルトレーニングの利用も検討してみてください。
なお、弊社では、ご自宅やレンタルジムなどご指定の場所まで赴いてトレーニング指導を行う出張型のパーソナルトレーニングを行っております。関西圏を対象にご依頼を承っておりますので、パーソナルトレーニングに少しでも興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
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