パーソナルトレーニングで食事指導は必要?受けるメリット・デメリットについて解説
プロによる本格的なトレーニング指導をマンツーマンで受けられるパーソナルトレーニング。自分のペースで無理なくボディメイクを続けられることから、運動初心者や多忙なビジネスパーソンを中心に人気を集めています。しかし、利用を検討している方の中には「食事指導」がネックとなって入会に踏み切れない、という方もいるのではないでしょうか。
そんな方のために、今回はパーソナルトレーニングの「食事指導」について解説していきます。代表的な指導スタイルや受けるメリット・デメリットについて詳しく紹介していくので、ぜひジム選びの参考にしてみてください。
目次
- ○ パーソナルトレーニングで行われる食事指導の内容とは?
- ・タイプ①食事ごとに報告が必須
- ・タイプ②必要に応じて電話やメールによる相談が可能
- ・タイプ③トレーニング時に食事内容をフィードバック
- ○ パーソナルトレーニングで食事指導を受けるメリット
- ・正しい食事や栄養の知識を蓄積できる
- ・ライフスタイルや体質に合わせて食事管理できる
- ・セルフコントロール能力が身につく
- ○ パーソナルトレーニングで食事指導を受けるデメリット
- ・報告の手間と時間がかかる
- ・ジムによっては厳しい食事制限を課される場合がある
- ○ 食事制限ではなく食事改善できるジムがおすすめ!
パーソナルトレーニングで行われる食事指導の内容とは?
パーソナルトレーニングの「食」に対する考え方は、ジムによって異なります。
1日3食しっかり食べて理想の身体を目指すジムから、糖質制限や脂質制限などの徹底した食事管理を推奨しているジムまで、そのスタンスはさまざま。人によって向き不向きがあるため、自分の性格に合っていそうなジムや指導方針に共感できるようなジムを選ぶようにしましょう。
また、食事指導の方針とともにチェックしておきたいのが「食事の管理方法」です。細かい部分はジムによって異なりますが、大きく以下3つのタイプに分けられます。
タイプ①食事ごとに報告が必須
タイプ②必要に応じて電話やメールによる相談が可能
タイプ③トレーニング時に食事内容をフィードバック
それぞれの特徴を簡単に解説します。
タイプ①食事ごとに報告が必須
報告義務を設けているジムの場合、朝・昼・晩と食事ごとにトレーナーへの食事報告を求められるケースが多いです。「トレーナーに監視されている」というプレッシャーから自分を厳しく律することができるため、食生活を徹底的に管理したい人に向いているといえるでしょう。
しかし、このタイプはトレーニング終了後にリバウンドしやすい傾向にあるため要注意。契約期間中の食生活を継続できれば問題ありませんが、報告の義務がなくなった途端に元の食生活に戻ってしまう可能性も高いです。ストレスが高ければ高いほど、その傾向も強くなるため、細かい連絡や徹底した食事管理に負担を感じやすい人は、あまり向いていないかもしれません。
タイプ②必要に応じて電話やメールによる相談が可能
このタイプのジムは、基本的に自分自身で食事管理を行います。
しかし、完全に放任というわけではなく、分からないことがあれば電話やメール、LINEなどで気軽に相談できるので、栄養に関する知識がない人でも安心。パーソナルトレーナーや管理栄養士の的確なアドバイスを受けながら自主的に食事管理できるので、そこで得た知識や経験をトレーニング終了後も活用していけるでしょう。
タイプ③トレーニング時に食事内容をフィードバック
トレーニング時に食事指導を行うタイプのジムも、タイプ②と同様に自分が主体となって食事管理を行います。こちらは、数日間の食事内容を記録しておき、トレーニング時にその食事内容をフィードバックしてもらえるため、トレーニングを重ねるごとに食の知識を深められます。
また、タイプ①・②のように自分からトレーナーに連絡する必要がないため、細かい連絡が苦手な方や忙しい方でもストレスなく継続できるでしょう。トレーニングの時間帯に運動と食事の指導を両方受けられるので、効率よくボディメイク術を学びたい方におすすめです。
パーソナルトレーニングで食事指導を受けるメリット
パーソナルトレーニングで食事指導を受けるメリットとして、次の3つが挙げられます。
・正しい食事や栄養の知識を蓄積できる
・ライフスタイルや体質に合わせて食事管理できる
・セルフコントロール能力が身につく
1つずつ解説していきます。
正しい食事や栄養の知識を蓄積できる
先ほどもお伝えしたように、パーソナルトレーニングの食事指導では、プロのトレーナーや管理栄養士から直接アドバイスを受けられるため、食に関する正しい知識を身につけられます。
本やインターネットで情報収集することも可能ですが、情報が古かったり、信憑性に欠けたりするものも多いため、最新の情報を的確に得られるというのは大きなメリットといえるでしょう。
ライフスタイルや体質に合わせて食事管理できる
多くのジムでは、利用者のライフスタイルや体質に応じて指導内容を変えているため、自分に合った食事管理法を学べます。
例えば、帰宅時間が遅いときの食事例やコンビニ食を利用したお手軽レシピ、外食時のメニューの選び方など、生活が不規則になりがちだったり、自炊が難しかったりする職業に就いている場合でも、無理なく取り入れられるような管理方法を提案してくれるため、大きなストレスを感じることなくスムーズに食事を改善していけるでしょう。
セルフコントロール能力が身につく
ジムによっては細かい指示が出される場合もありますが、パーソナルトレーニングの食事指導は日々の献立を利用者自身で考えるケースが多いため、積極的に学び実践することにより、セルフコントロール能力を身につけられます。
特に、タイプ②・③のような自由度の高いジムの場合は、食事報告が義務付けられているジムと比べて食事管理にかかるプレッシャーが少ないため、自分自身で誘惑に打ち勝たなければなりません。正しい食の知識を習得しながら食欲をコントロールする力も身につけられるので、リバウンドすることなく長期的に理想の体型を維持できるようになるでしょう。
パーソナルトレーニングで食事指導を受けるデメリット
パーソナルトレーニングの食事指導は、多くのメリットを得られる一方で、次のようなデメリットもあります。全てのジムに該当するわけではありませんが、念のため確認しておきましょう。
・報告の手間と時間がかかる
・ジムによっては厳しい食事制限を課される場合がある
では、それぞれ解説していきます。
報告の手間と時間がかかる
前半でお伝えしたように、中には食事容を逐一報告しなければならないジムもあるため、人によっては報告する手間と時間にストレスを感じる可能性があります。
ジムによってはテキストだけでなく食事の写真も求められる可能性があるため、マメな連絡に苦手意識を持っている方は、入会する前に報告の方法や頻度なども確認しておくとよいでしょう。
ジムによっては厳しい食事制限を課される場合がある
入会するジムや担当するトレーナーによっては、厳しい食事制限を課される場合もあります。短期決戦でボディメイクしたい人にとっては効果的な方法かもしれませんが、その厳しさから途中で挫折してしまったり、ストレスの反動でリバウンドしてしまったりしては元も子もありません。
ダイエットにしろボディメイクにしろ、パーソナルトレーニングで成果を出すために最も大切なことは「継続」することなので、各ジムの指導方針を確認したうえで入会するようにしましょう。もし、過激な食事制限を課してくるジムに当たってしまった場合は、別のジムへ変更することも視野に入れた方がよいかもしれません。
食事制限ではなく食事改善できるジムがおすすめ!
今回は、パーソナルトレーニングの食事指導について解説してきました。
初めてジムに入会する場合は、どこも厳しい食事制限を設けているように感じてしまいがちですが、全くそんなことはありません。冒頭でお伝えしたように、ジムによって指導方針が大きく異なるため、入会前に各ジムの情報を収集・比較したうえで自分に合ったジムを選ぶようにしましょう。
なお、弊社では食事「制限」ではなく、食事「改善」に向けた指導に力を入れています。関西圏内を対象に出張型のパーソナルトレーニングを行っているので、少しでも興味の湧いた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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